【事業再構築補助金6次】採択発表
ようやく9月15日18時に事業再構築補助金6次の採択発表がありました。もともと9月上旬予定となっていましたが15日は中旬ですね。私たち専門家の間でも「まだかまだか」と焦りがありましたが発表されて良かったです。当事務所は今回支援させていただいた3件で全て採択され、通算では17件支援の16件採択です、7次の締切が9月末なので、リベンジ案件がなくひと安心です。この後の交付申請と実際報告も大変なので、本日訪問して進め方について説明してきます。
ただ6次から新築要件が厳しくなり新築で採択されたところは条件付採択になっているため要注意です。「交付申請時に必要性が認められた場合に限り補助対象経費になります」「各種法令・政令・省令・指針・ガイドライン等遵守していないことが、後から判明された場合には、交付決定取消となります」などと記載があります。採択されても気が抜けませんが、新築理由が明確で定められたルールに則り粛々と申請を進めれば問題ないと個人的には思っています。条件付採択というワードに懸念は残りますが、まずは7次で支援中の4社に注力して今月末まで駆け抜けます。
事業再構築補助金のHPから採択結果をひらいていただくと第6回公募結果について分析された資料が格納されていますので、これから申請を予定している方は、ぜひ参考にしてください。6次の応募件数は15,340件で7,669件が採択されましたので採択率は約50%でした。業種別には引き続き、製造業、宿泊業・飲食サービス業、卸売業・小売業が多く、応募件数ベースで全体の49.2%を占めています。それだけコロナや原油・物価高騰等の環境変化で大変な思いをされている企業が多いと言えます。蛇足ですが、認定支援機関別の採択状況は、士業のなかで今回も私たち中小企業診断士の採択率が最も高いという結果になりました。経営を診ることを仕事にしていますので当たり前といえば当たり前なのですが、申請の際はぜひ中小企業診断士にお声をかけていただきたいと思います。